首の皮 一枚
芸術部門で働いている人は
明日から仕事がなくなるかもしれない
というスリリングのもと
働いている人が多い

私の場合
そうとうなことがないかぎり
一定のお金は確実にもらえてある程度の休みももらっている

スリリングな人たちは
自分の力を信じたり試したりしていることが多く
私の場合
自分の力を技術として使うことがおおい
それは信じるではなく 試すでもない
ただ引き出しからわっしょいとだしたり 引き出しをふやしたり

だからどうっていうわけではない
けれども
私の中で仕事は仕事 好きなことは好きなこと
なだけなのだ
まあ まったく嫌いなこと というよりかはむしろ好きなことが仕事であって
それが理不尽なことだったり納得いかないこともやったりすることもあるけれども
それはどんなしごとについてもそうなのである。

いろんな仕事を知れば知るほど
世の中はいく通りもの人生が転がっているのだな
とおもう。

幸いなことに 同じ大学出の友は
基本的に仕事が同じなので
なんとなく似たり寄ったりなのに
私の周りは
奇抜な人間やら あまりに優秀だったり 奇想天外な人生になってしまったりと
似たり寄ったりのなかからもよりすぐりが集まっているのがなんだかうれしくもある。