君にお別れを言うときがきた。
君と最後の時間を作るために。

初めて君が僕のところに来てくれたとき。
僕は君に
かわいいね
と言った。
かわいいなんて言うな
と訴えるように男らしい。

君は僕を守ることはしない。
ただ一緒にいるだけ。ピンチの時も たのしいときも ただそこにいるだけ。

いつか、君とさよならするのはわかっていて
それを決めるのが僕の役割で
おそらく君は天に召されること
それを決めるのが僕。

君をきれいにして
僕といつもの道を行く。
ただ一緒に。

僕の前の人がサーファーだとしっていたから
一緒に海まで行った。
海はただ広くて
でも君はとても海が似合っている。

山も川も海も一緒に行って
僕はたくさん写真を撮ったけれども
おもったほど君が居ない。
君以外がないからね。

ありがとうという言葉が合っているのか。
最後の言葉はありがとうじゃないような気がする。
なんだろう。


君は疲れていた。
だから僕は泣かない。
だって君はもう十分でもうくたくたでもう無理だと僕に投げかけているような気がしてならない。

だから、そう。
お疲れ様
だとおもう。
もちろん感謝の意味を込めて。

Dear 豆腐。